【2018年版】Spring MVCを適用したWebアプリケーションの作成①~Maven設定編~

日記記事が続いていましたが、やっとSpring FrameworkのSpring MVCを適用したWebアプリケーションを作成しますw

最終的に、テキストボックスに入力した値を遷移した画面に表示させる簡単なものが出来上がる予定です。

長くなるので何回かに分けて投稿します。今回はMavenの設定です。

前提

以前の記事のMavenプロジェクトを前提にして、Spring MVCを適用します。

Springのバージョンは現時点で最新の5.0.6です。

MVCとは

簡単にMVCの意味のです。

MVCは、Webアプリケーションを役割毎にキレイに分けて保守性よく作りやすくしましょうという考え方です。

View…UI部分。ユーザーから入力を受け付けて、Controllerに情報を渡して、返却されたデータを表示する部分です。つまりJSPです。

Model…業務ロジック部分です。javaファイルの業務に関わる部分を指します。

Controller…ViewとModelを制御する部分です。Viewから受け取った情報を適切なModelに渡し、返却された情報を適切なViewに返します。

こちらもjavaファイルですが、業務ロジックを含みません。

この考え方を取り込んでフレームワーク化したものがSpring MVCになります。

Javaバージョン変更

Mavenプロジェクトの標準だと、Javaのバージョンが1.5になっています。

さすがに古すぎるので、pom.xmlを編集し、これをJava1.8に変更します。

Maven Compiler Pluginを追加し、Javaのバージョンを1.8にします。

編集したら保存することで、Java1.8のライブラリがダウンロードされます。

パッケージエクスプローラーの「JREシステム・ライブラリー」を見ると、

「java8」となっており、無事に変更されたことがわかります。

JREシステムライブラリー変更

JREシステムライブラリー変更

変更されていない場合は、プロジェクトを右クリック→「Maven」→「プロジェクトの更新」を試してみてください。

Spring MVC ライブラリ追加

まずは、pom.xmlを編集して、Spring MVCで必要になるライブラリを取得します。

dependenciesタグ内にdependencyタグを以下のように追加します。

Spring IO Platformが適用されていることが前提なので、dependencyタグ内にversionタグは不要です。

Spring IO Platformがないとversionタグが必須になります。

保存し、パッケージエクスプローラーの「Maven依存関係」を見るとライブラリが追加されています。

「spring-…」となっているjarがそうです。

Spring MVCライブラリ追加

Spring MVCライブラリ追加

今回はここまでです。

以前にも紹介しましたが、Springについて詳しく知りたい方は↓の書籍がおすすめです。

次回はweb.xmlとconfigについての記事の予定です。

 

投稿者プロフィール

koki kamagata
koki kamagata
「kamaの技術ブログ」を管理しているkorns solution(コルンズソリューション) の鎌形と申します。

フリーランスのSEとして活動中です。

Javaの開発がメインですが、インフラも守備範囲ですので、幅広く投稿していきます!!!

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