Open JDK (Java 11) をインストールする

2_jdk環境変数設定1 こんにちは! Javaの更新が早い早い…。
新機能の追随も大変ですよね…Javaだけで開発してるんじゃないってのに…。 と いうことで2019/1時点で最新のOpenJDK(Java11)をWindowsにインストールしようと思います。


Open JDKって何?

調べたらたくさん出てくるので、簡単に。
まず「JDK」についてですが、これはJavaで開発するためのツールキットになります。
JREというものもあり、これはJavaのプログラムを動かすものです。
すでにあるJavaプログラムを動かすだけならJREだけで大丈夫ですが、
開発をするにはJDKが必須になります(JREはJDKに包括されています)。 で、「Open」の方ですが、無償という意味です。
Java11からライセンス体系が複雑になりました。
有償のOracle JDKは商用で使用できますが、無償の「Open JDK」は商用では使用できません…。
機能的にはほぼ何も変わらないようですし、世知辛い世の中ですね。 でも今話題になっているAamazonが発表したCorettoというJDKが
無償で商用利用できるようなので、これからはそちらがメインになりそうな気がします。


Open JDKをダウンロードする

以下のURLからダウンロードします。 https://jdk.java.net/11/
1_jdkダンロード1
1_jdkダウンロード1


配置



ダンロードしたzipファイルを解凍し、「C:\Program Files\Java」に配置します。
※実際はどこでも大丈夫です。
1_JDK解凍1
1_JDK解凍1


環境変数の設定

配置したJavaを使用するように設定します。
コントロールパネル > システム > システムの詳細設定 > システムのプロパティ画面を開きます。
2_jdk環境変数設定1
2_jdk環境変数設定1
※表示が異なる場合は画面右上の「表示方法」を変更してください。
2_jdk環境変数設定2
2_jdk環境変数設定2
詳細設定 > 環境変数 を選択します。
2_jdk環境変数設定3
2_jdk環境変数設定3
システム環境変数 > 「Path」を選択 > 編集ボタン
2_jdk環境変数設定4
2_jdk環境変数設定4

新規 > 「jdkの展開先のパス\bin」を入力 > 「上へ」を数回押下し一番上へもっていきます。 一番上にする理由ですが、javaコマンドを打つ際に、このPATH変数の上から順に見ていきjava.exeを探しにいきます。 実は%SystemRoot%system32にもjava.exeが存在するので、そのままだとこちらが優先されて実行されてしまう為です。
2_jdk環境変数設定5
2_jdk環境変数設定5
変更が完了したら反映させるために再起動をしましょう。


確認

コマンドプロントで確認します。 「java -version」と入力し、バージョンが11になっていればOKです。
3_jd確認k1
3_jdk確認1
少し話はそれますが、Javaの開発者は「effective Java」は必読だと思ってます。
最近第3版が出てJava8に対応してますので、一度読んだことがある方にもおすすめです。 

投稿者プロフィール

koki kamagata
koki kamagata
「kamaの技術ブログ」を管理しているkorns solution(コルンズソリューション) の鎌形と申します。

フリーランスのSEとして活動中です。

Javaの開発がメインですが、インフラも守備範囲ですので、幅広く投稿していきます!!!

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